猫って本当に癒されますし、家族の一員になりますよね。でも猫が近くにいるだけで、目が真っ赤になってくしゃみが止まらない、ましてや息苦しくなってきた・・・となれば要注意です。あなたは完璧な猫アレルギーと言えるでしょう。でも、自分にアレルギー症状が出たからと言って簡単に猫を手放すことなんて出来ません。
そこで今回は、猫が大好きなのに、アレルギーをお持ちの方必見!猫アレルギーとうまく付き合っていくためする秘訣をご紹介します。
猫好きなのに猫アレルギー!どうにかしたい人のための5つの秘策
秘策1:猫アレルギーの人は、掃除は徹底的に行うこと
なぜ猫アレルギーになるのか?猫の毛やフケは非常に軽いので、部屋中のあちらこちらに舞っています。カーテン・エアコンの上、天井など目の届かない所にまで、猫の毛やフケは飛んでいくのです。そこでアレルギーを抑えるには、その原因であるアレルギー物質を取り除く必要があります。
今回は、猫そのものを取り除くのは不可能なので、毛やフケになります。まず掃除機を掛けたくなりますが、掃除機の排気口から出る風によって、部屋中に毛やフケが舞ってしまう可能性があるので止めてください。
掃除機の前に、水拭きをしてある程度の毛を取っておくことが大事です。後は、床だけではなくカーテンや棚の上など、比較的高い所の掃除も気を抜かないようにしてください。
秘策2:猫と一緒に寝ない・寝室に入れないが猫アレルギーの鉄則
喘息を持っている方は、夜間に症状が出てくることが多いそうです。これは、副交感神経が多く分泌されることによって、どうしても夜に症状が出てきてしまうのだと言います。
実は、この仕組みはアレルギーにも言えることです。ですから副交感神経が沢山分泌される夜間に、猫と一緒に過ごしてしますとアレルギーがよりひどくなってしまう可能性がありますので、猫とは一緒に寝ない・寝室にも入れないという事を徹底した方が良いのです。
秘策3:猫の毛が付かないような家具を選ぶ
猫を飼っていると毎日大量の毛が抜けるので、なるべくフローリングの床にしたほうが良いでしょう。水拭きできますし、抜け毛が取りやすいですもんね!
猫アレルギーの方にとって最悪なのは、じゅうたんやファブリックです。毛が絡まってなかなか取れませんし、ダニやホコリも溜ったままになってしまいます。また、ソファやカーテンの素材にも気を付けましょう。
最近はアレルギー対策用として、じゃぶじゃぶと水洗いできるものや、最初からホコリが付きにくい素材の家具にするなど気を遣いましょう。
秘策4:自分自身が猫アレルギーに負けない体力をつける
アレルギーは体調の悪い時や、寝不足、身体が疲れているときに発症しやすいので、体調はきちんと整えておきましょう。また、ストレスも原因となってアレルギーが引き起こされることもあります。
例えば「自分は猫アレルギーだから絶対目が痒くなってくる!」と思い込み過ぎていると、それだけで身体が猫に対してアレルギー症状を起こしてしまうという事もあるのです。
だから、アレルギーを持っているからと言ってあまり気にし過ぎないほうが良いのかと思います。アレルギーは、だんだんと耐性が出てくるうちに治ってしまう事もありますので、一生の病と重く考えずに付き合っていくことが大事です。
秘策5:猫アレルギーの人は、月に1度猫のシャンプーをする
猫の毛やフケを軽減することが、アレルギーの軽減につながるのなら、猫を定期的にシャンプーしてあげましょう。毎日洗う事はありません、1か月に1回程度で十分です。
また猫を洗う際に注意してほしいのは、人間用のシャンプーを絶対に使わないことです。人間用のシャンプーは刺激が強すぎるので、猫の皮膚を傷つけてしまいます。
そこで、絶対に猫用シャンプーを使って洗うようにして下さいね。定期的にしてあげて、余分な毛を洗い流してあげましょう。シャンプーをするのが面倒だという方は、小まめにブラシングをしてあげるだけで随分違ってきますので、毎日の習慣にしてあげるのもオススメです。
いかがでした?
アレルギーなのは猫が悪いわけでも、あなたが悪いわけでもありません。ただ、たまたまアレルギー症状が起きてしまっただけなのです。ですから今回ご紹介したように、日々の生活の中で少し気を付けてあげましょう。
きっと効果が表れてくると思います。アレルギーがあっても、うまくお付き合いしていけば猫との楽しい生活も出来ますよ。是非、猫アレルギーの方は猫を手放すことを真っ先に考えるのではなく、今回ご紹介した方法を試してみて下さいね。