すぐに使える!7つのシチュエーション別退職へのメッセージテンプレート集

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お世話になった人が退職する時に、退職に当たってメッセージを贈らせていただく機会があります。いざ、メッセージを贈ろうと思っても、どんな内容にしたらいいのかなかなかまとまらなくて困ったことはありませんか?

メッセージを贈らせていただく方の立場も、家族や親しい友人から、職場の同僚や部下、後輩、上司や先生など、様々です。特に、形に残る退職メッセージを贈る場合、ずっと永く残るものですから、どんなマナーや決まり事があるのかも気になります。

せっかくの機会ですから、メッセージを贈るあなたの気持ちも上手に伝えたいものです。そんな時に役立つ退職メッセージのテンプレートをご紹介しましょう!



すぐに使える!7つのシチュエーション別退職へのメッセージテンプレート集

 

シチュエーション1:定年退職する家族に


長い間、家族のために頑張ってくれたお父さんやお母さん・ご主人や奥様が定年退職する時、何だか気恥ずかしいですが、一言メッセージを伝えたいですよね。素直な気持ちで感謝を伝えてみてください。

<子どもから>

・定年おめでとうございます。長い間、私たちのために頑張ってくれてありがとう。これからもお母さん(お父さん)と仲良く、元気で長生きしてください。
・お父さん、お母さん、二人三脚で迎えた定年退職おめでとうございます。これからはのんびりと二人で旅行に出かけたりして、夫婦仲良く過ごしてください。

<ご主人や奥様から>

・無事に定年の日を迎えられ、本当にお疲れ様でした。どうもありがとうございます。夫婦には定年がありませんので、これからもどうぞよろしくお願いします。
・長い間、お勤め本当にお疲れ様でした。これからも二人で協力して毎日を過ごしていきましょう。いつも本当にありがとう。感謝しています。

シチュエーション2:定年退職する上司に部下から


・長年にわたり公私にわたって温かいご指導をいただき、ありがとうございます。今後は第二の人生をより一層充実してお過ごしください。
・長年にわたりお仕事を無事に勤め上げられましたことをお祝い申し上げます。○○部長のご在任中は一方ならぬご厚情とご指導を賜り深く感謝しております。これからも末永いご多幸をお祈りいたします。
・○○部長、○○会社一筋○年のご勤務、本当にお疲れ様でした。今後のますますのご健康とご活躍を祈念いたしております。

シチュエーション3:自由退職する方に


ご自身の様々な事情で退職しなければならない方がおられます。この場合は「お疲れ様でした。ありがとうございました。」のメッセージが適切です。これから新天地で頑張る相手に、気持ちを引き継いでいく決意も伝えるとよいでしょう。

・○○様、長い間、本当にお疲れ様でした。在職中のご厚情に感謝と御礼申し上げます。これからは新しく○○をされると伺っております。今後の益々のご発展とご活躍をお祈り申し上げます。
・○○様、長年にわたり公私共に温かくご指導いただき、多くのことを学ばせていただきました。○○部長の下で働くことができ、心から感謝しています。○○へ移られましてもより一層のご活躍をお祈りいたしております。
・会社設立おめでとう!○○さんが退職するのは寂しいですが、前途洋洋の門出を心からお祝いします。名残惜しいですが、新たなる旅立ちを心から応援します。

シチュエーション4:寿退職する方に

結婚や出産をお祝いすると共に、これまでの労をねぎらい感謝の気持ちを伝えて、今後の健康・幸せを祈る言葉をメッセージにします。

・○○さん、結婚おめでとうございます。明るく素直で行動力がある○○さんが退職してしまうのはとても残念ですが、新しい門出を祝福します!温かく幸せなご家庭を築いてください。
・会社のみんなからの信頼も厚く、周囲への気配りも抜群の○○さんは、無くてはならない大切な存在でした。退職されるのはとても残念ですが、○○さんの笑顔とパワーをご家庭に注ぎ、幸せになられてください。

シチュエーション5:退職する仲の良い友人に


・今までいろいろと助けてもらって本当にありがとう。これからも○○さんらしく素敵な人生を歩んでいってくださいね。
・○○さん、いつも相談に乗ってくれてありがとう。入社以来ずっと一緒に仕事ができて楽しかったし、たくさん学ばせてもらいました。退職してしまうと寂しくなるけれど、これからもたまには相談に乗ってください。

シチュエーション6:相手との関係によってメッセージを変えよう


退職メッセージを贈る相手とあなたとの関係が深くていろいろとお世話になった人であれば、メッセージはより具体的で特別な内容にします。

・「~の時は大変お世話になりました」「~していただいた時は大変嬉しかったです」「~はとても楽しかったです」など。
あまり親しくない、話したこともない、面識がなく相手の人柄もわからなくて書くことが無い方の場合、
・「これからもお体を大切にいつまでもお元気で」「長い間お疲れ様でした。今後は健康に留意されて第二の人生を楽しまれてください」などの当り障りのない一般的なテンプレートを使います。
・また、正直に「あまりお話したことはありませんでしたが、同じ会社で働いた仲間として無事退職を嬉しく思います」「これからはご縁がありましたら是非お話しましょう」と清々しく好感の持てる内容にすることもできます。

シチュエーション7:不本意な理由でやむなく退職される方に


退職には、やむを得ない病気やケガ、また不祥事を起こしての退職をされる場合もあります。こうした場合には「おめでとう」という言葉は不適切です。それまでのご苦労に感謝して、これからの新しい人生を応援するようなメッセージが適切でしょう。

・○○課では大変お世話になりました。一緒に働かせていただき大変勉強になりました。寂しくなりますが、教えていただいたことを守り生かしていきます。
・○年間、○○さんと一緒に仕事ができて幸せでした。本当にありがとうございました。これからもどうかお健やかに豊かな日々をお過ごしください。
などがよいでしょう。

 

さて、今回はすぐに使える!7つのシチュエーション別退職へのメッセージテンプレート集をお届けしましたが、いかがでしたか?目上の方に退職メッセージを贈る場合は敬語を使い、「ご苦労様」という目下の人に使う言葉ではなく、「お疲れ様」を使う、という事に気をつければ、問題ありません。使う表現が比較的限られているので、メッセージを伝える時のあなたの表情やしぐさも大切です。思い出に残る素敵な退職メッセージを伝えてみてくださいね。

まとめ

すぐに使える!7つのシチュエーション別退職へのメッセージテンプレート集

シチュエーション1:定年退職する家族に
シチュエーション2:定年退職する上司に部下から
シチュエーション3:自由退職する方に
シチュエーション4:寿退職する方に
シチュエーション5:退職する仲の良い友人に
シチュエーション6:相手との関係によってメッセージを変えよう
シチュエーション7:不本意な理由でやむなく退職される方に


 

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